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聖なる植物物語

ココナッツオイル 「自然の女神が人類に与えた最大の贈り物」

地球は自然の中に生きる動物や人間には、果実や根を与え、茂みや木の幹の穴に棲む鳥には巣を与えてきました。
樹木や草はそれ自体が神としてではなく、おのずとその代理として崇められてきました。

東洋の聖者や修行僧、哲学者は彼らの後に従う次の世代への伝言をもって、最も高い敬意と真摯な礼拝を森にささげ続けてきました。森を通し精神の高揚のみならず、人々の肉体的病気から救うための万能薬の恩恵も森から受けてきました。

長い歴史を持つ世界四大医学の一つ、アーユルヴェーダ医学大系の中で「神聖視される植物の背景には必ず薬としての実用性の存在がある」と記されています。
日本とは気候風土の異なるタイ・フィリピン・インドネシアに育つココヤシは、長い間、私たちにはあまり馴染みがありませんでした。しかし、ココヤシを知っていくうちに、以外にもその植物が古い仏典を介して、その名前が伝えられ、薬や嗜好品として利用されている事に気づきました。
また、そこに住む人々が一本のココヤシの木に対して、ーつのイメージを描き、それを集団として共有して神聖視する事もわかってきました。
人々と植物達との精神的な関わりにおいても、多様で濃厚な世界が繰り広げられている事もわかってきました。
世界のリゾート地として知られているバリ島のサヌールビーチに10階建てのリゾートホテルが建設されたのは、1960年代の事です。バリ島の人々は島の景観を案じ、椰子の樹よりも高い建物を建てない事を定めたと伝えられています。

ココヤシの実はサンスクリット語でシュリーパラ(美しい実)と呼ばれています。
宗教的に重要で神聖な果実として人々の永続的尊敬を集めています。ココヤシの木は精霊を宿すとも言われています。
タイの仏僧はココヤシの木に対し、その木を切り倒すことは、自分の母親を殺すに等しい大罪とみなしてもいるようです。
このように、ココヤシの木に対する尊敬の念は仏教国においてはごく当然の様に行なわれています。
ココヤシ木が神聖なものと見なされる理由のひとつは、医薬として高い価値を持っている事です。

ココナッツオイルには、多量のラウリン酸、ミリスチン酸、カプリン酸、カプリル酸、パルミチン酸、またスーパービタミンといわれるトコトリエノールを含み、ココヤシ油やココヤシ糖は長い歴史の中でその薬効から、多くの人々の命を救う手助けをしたり、栄養源になったり、強い太陽の紫外線から肌を守るためにココヤシ油やココヤシ糖は、現在に至も活躍し続けられていると伝えられています。

ココヤシの若葉は止血剤として、樹皮は耳痛に利用したり、根は子宮の病気に利用もされています。
先人達が見いだしてくれたココヤシの有用性を、自然から贈られた最高の宝物として、今日の私たちに、まさに神が届けてくれた万能薬として、感謝の念と勇気を持って、健康観を変革できる大きなチャンスが来ました。

医療に従事する私にとって命の再生に弾みがつくだけでなく、
ココナッツオイルを「食す」ことによって生活習慣を大きく転換できる機会が、私たちに訪れたことへの感謝もまたひとしおです。

先人達が見いだしてくれたココヤシの有用性を、自然から贈られた最高の宝物として、今日の私たちに、まさに神が届けてくれた万能薬として、感謝の念と勇気を持って変革できる大きなチャンスが来ました。

歴史の中で培われてきた、ココヤシの驚くべき薬効

人類救済をし続けてきたココヤシは、長い歴史の中で永続的尊敬を集める植物として現代に伝えられ、使用されています。
ココヤシの若い葉のやわらかい部分はすり潰して、傷の止血剤に使ったり、根は利尿剤や解熱用にも使われています。
一方栄養学的には、胚乳に含まれているヒスチジン、アルギニン、リシン、チロシン、アラニン等のアミノ酸群、抽出したココナッツオイルは、50%にも及ぶ中鎖脂肪酸であるラウリン酸でしめられ、その効用には驚くべきものがあります。

ココナッツオイルは、次のような驚くべき効果を挙げています。

① 免疫力を高める作用

抵抗力をほとんど持たずに生まれてくる赤ちゃんが健やかに生活できるのは、実はお母さんの母乳です。母乳に含まれているラウリン酸には、免疫力を高めて細胞を強くするという働きがあります。優しい母の手に抱かれて母乳を飲む穏やかな姿。そこには我が子を守る、大きな母の愛があふれています。

ココナッツオイルの驚くべき免疫力を高める力は、このラウリン酸が豊富に含まれていることによります。今「自衛」と言う言葉をよく聞くようになりました。人の体においても、自らの力で自らの体を守る、まさに「自衛」の手助けをラウリン酸がしてくれているのです。

ココナッツオイルのラウリン酸の含有量は約50%と、奇跡とも言えるほどの数字です。母乳中の含有量は約7%、その他の植物で、ラウリン酸が含まれているものではノニが約0.2%、どくだみで0.005%以下ですからココナッツオイルがいかにラウリン酸が豊富かということがわかります。
他の食品ではこれだけのラウリン酸はとうてい摂取することは不可能です。

② 末梢血流促進作用

ビタミンE群は大きくは2つに分類されています。
その一つはトコフェロールとトコトリエノールです。私たちが通常ビタミンEと言っているのは、このトコフェロールのことです。
ビタミンEは体内ではそのほとんどが生体膜中に存在し、生理作用として生殖に必要な事は比較的よく知られています。その抗酸化力があることから、食品中の防腐剤として使用したり、また体内においては、活性酸素から細胞膜を保護する役目等に役だっています。
一方のトコトリエノールについての研究はその歴史が浅く、トコフェロールの陰にかくれて多くの研究論文が公開されていませんでした。
ところが、熱帯で栽培されているココヤシの果実の油分の中にα(アルファ)トコトリエノールが多く含まれていることを、公的機関の分析結果から発見いたしました。このα(アルファ)トコトリエノールは末梢血流の改善や、血小板凝集抑制、また粘着能を抑制し、血管壁を強化し、抗癌作用も強く、脳動脈硬化の予防や老化の予防と言う血液や退行性病変に対する対抗物質として、盛んな研究が始まっています。
このココナッツオイルは、常温自然分離方法で抽出されるため、熱による消滅がなく、自然の形でα(アルファ)トコトリエノールを取り出すことができました。

③ 強い抗菌作用

抗生物質は20世紀に発見された奇跡です。しかし、新種のバクテリアには効きません。
今日人々は40年前にもう地球上から絶滅したと思われていた病気で苦しんだり、あるいは命を落としたりしています。
その疾患は感染症です。結核や強力な肺炎、あるいは性関係によってもたらされる各種の性病。
これらは既存の抗生物質は効かずその菌力は強くなって戻ってきました。
アメリカでは癌、心臓病についで3番目の死亡原因になっています。
いまや地球全体の脅威にまでなりつつあります。
ノーベル賞受賞者、ジョンシュアレダーバーグ博士は、その著書の中で「人類はこれほどまで感染症に対して無防備だった事はかつてない」と言っています。

薬がバクテリア感染の重要な防御策であるように、この中鎖脂肪酸であるラウリン酸を毎日食べることでラウリン酸が唾液に含まれている酵素により、極小モノラウリンヘと変化します。モノラウリン酸は腸内細菌のバランスを保つ上で重要な役割を果たしています。

また、胃潰瘍の原因の一つであるヘリコバクター・ピロリ菌にも有効に作用し胃の粘膜保護にも役立ちます。

④ 新陳代謝促進作用

ラウリン酸を多量に含むココナッツオイル中鎖脂肪酸は、消化吸収が早いだけではなく肝臓に運ばれ素早く分解され、エネルギーとして使用されるため体脂肪になりにくいのが特徴です。
しかもその新陳代謝の促進能力は、中鎖脂肪酸の中でも「カプリル酸」と「カプリン酸」は筋肉の大きさを変えずに脂肪の燃焼を促進します。不飽和オイルのように血小板に粘着しないので血液を固める事がありません。

このような作用により内臓脂肪やコレステロールも効果的に減らし、退行性の病気などには安全に活用されていると報告されています。

⑤ その他の作用

◇ココナッツオイルを食べ続けている人の「歯」は食べていない人に比べて、極めて歯の健康 状態が良いと言う報告があります。
◇怪我や病気で損傷した皮膚上にココナッツオイルを塗布。皮膚の再生に大きく寄与します。
◇紫外線による皮膚の炎症や皮膚癌の予防効果を発揮します。
◇ココナッツオイルを皮膚に塗る事により結合組織を柔軟にし、シワが伸びる手助けをします。
◇ココナッツオイルを少量髪に塗る事により髪がしなやかになり抜け毛を防止します。

ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸の働き

炭素数8〜12の脂肪酸を中鎖脂肪酸といいます。これらの脂肪酸から構成されているトリグリセリドが中鎖脂肪といいます。この中鎖脂肪は長鎖脂肪に比べ消化吸収されやすく、また、エネルギー効率が低く体内の脂肪組織に沈着する事が少ないため、タンパク質の異化を押さえ、甲状腺機能を促進したり、血清コレステロール濃度を上昇させない等。

また、中鎖脂肪酸は抗菌作用を示すことから、虫歯を効率的に予防したり、動物実験では癌細胞の増殖作用を示さないことや、前立腺肥大の治療効果を示す事、さらには胃潰瘍の原因の一つHelicobacter Pylori菌に対し抗菌作用を示す事、結核など体内における抗炎症作用がある事などは広く知られています。

ココナッツオイルの驚くべき免疫力を高める力は、ラウリン酸が豊富に含まれていることによります。

ココナッツオイルの使用方法

ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸の働き

[飲む方法]
1日の摂取量の目安は小さじ2〜3杯程度です。

多めに飲んでも体に問題はありませんが、おなかがゆるくなる場合があります。

[塗る方法]
日常のお肌のお手入れとして、乾燥が気になる部分、シワが気になる部分などに塗ってマッサージします。
また、痛みや口内炎などの部分に塗るのも効果的です。
※使用量は、体調や使用目的によって様々ですが、ご自分に合わせて最初の1〜2ヶ月は2〜3本を使用して、その後は1ヶ月に1本が基本です。

あとがき

ココヤシから取れたココナッツは、宗数的に重要な神聖な果実として、人々の永続的尊敬を集めてきました。ココヤシはその長い歴史の中で医薬として高い価値をもってきました。
ココナッツに含まれる消化酵素は人の胃にはやさしく、胚乳にはアミノ酸や中鎖脂肪酸がたっぷりと含まれ、またココヤシの有用性はココナッツだけではなく、花茎から採液される甘い樹液の中に含まれる、イノシトールは人の最も大切な神経伝達物質アセチルコリンを誘起する水溶性ビタミンであることも知られ始めました。

ココヤシの木は多量の水分を吸い上げ、その水分中には主に塩化ナトリウムを含んだ水を好み、塩化ナトリウムの中に含まれている塩素イオンだけを透過する仕組みを持ちます。塩分中に含まれる植物が必要とするミネラルだけを取り出し、木の成長や果実を作る見事なシステムを備えたココヤシの木は、他の樹木には比較できない人類救済のみに成長を続ける、真の自然の尊さを教え続けてくれているように思います。

ココヤシの果実の中から、常温自然分離法によって得ることが出来たココナッツオイルの中に、自然そのままの形でα(アルファ)トコトリエノールが含有していることを公的分析結果の中から発見することができました。α(アルファ)トコトリエノールの含有は、単に人体の退行性病変に強い味方になることに留まらず、高温加熱に弱い性質を持つα(アルファ)トコトリエノールの存在は、自然そのものである大きな指標にもなります。

不自然を自然と勘違いすることが多い中で、1本のココヤシを通し、自然の大切さを強く主張することは、私たちが生きてゆく上での大きな確信になることと思います。

柴田 昌弘

参考文献
■生物科学総説
■ホルモンのしくみ
■情報伝達とイノシトール
■医科生化学
■The Coconut oil Miracle
■糖質の科学
■ネパールインドの聖なる植物
■あぶらは訴える
■熱帯林の恵み
■木の実の文化誌
■アーユルヴェーダはなぜ糖尿病を救うのか
■ヤシの実のアジア学
■熱帯の有用果実
■海のシルクロード
■バリ島の心地やすいホテル
■サラソウジュの木の下で
■母乳
■食品機能学(油脂)
■食品油脂の科学
■ヤシの生活誌
■熱帯アジア
■母乳と免疫
■ココヤシの恵み
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筆者・監修者プロフィール

柴田 昌弘
磁気と生体研究所所長・厚生労働省指定登録機関認定治療師。
磁気の世界的権威である東京大学上野教授に師事し、20年間にわたり、磁気の探求、研究に携わっている。
夢の調理用植物油「ナチュレオ」の原料、ココヤシについて造詣が深く、研究を続けている。

飯田 恭子
兵庫県芦屋市出身。AFS8期生。
神戸女学院大学英文学科卒。
東京大学理科2類から医学部保険学科、同大学院修士・博士課程修了。
保健学博士。
著・監修:カレントメディカルイングリッシュ(医学書院)他30冊。